東南アジア比較!なぜカンボジアがいちばん魅力的か?−人口編
みなさん、こんにちは!荒木杏奈です。
今回は、なぜ私がカンボジア不動産投資をオススメしているのか、他の東南アジアの人口と比較しながらカンボジアの魅力についてご紹介したいと思います。
不動産の需要は、人口の増加に比例します。
人口が増加すれば不動産需要が高まり、その結果として、不動産価格も上昇するため、人口動態と不動産投資は密接につながっています。
そのため、国の成長性について調査する際は、投資対象として検討している国の人口ピラミッドを、チェックすることが投資先を判断するにあたって有効になります。
例えば、ラオスの人口ピラミッドはこのようになっています。
出典:https://www.populationpyramid.net/pl/laos/2019/
このような「美しいピラミッド型」は、高齢者人口が少なく、新生児数が多いことが特徴で、新興国に多く見られます。
こうした国では、今後も生産人口が増え続けるため、人口という視点で見ると、安定した経済成長が見込めると言えるでしょう。
実際ラオスは、2006年以来GDPの伸び率が7%以上で、安定した成長性を保っています。
続いて、タイの人口ピラミッドについて見てみます。
出典:https://www.populationpyramid.net/thailand/2019/
このような生産人口部分が膨らんだ「ツボ型」のピラミッドは、先進国に多く見られます。
今後は生産年齢人口が減少局面に入っていくため、人口面で考えると、労働力の低下による経済成長の伸び率低下が起こると予想されます。
最後に、カンボジアの人口ピラミッドを見てみたいと思います。
出典:https://www.populationpyramid.net/cambodia/2019/
カンボジアの人口ピラミッドも、概ね「美しいピラミッド型」をしています。
若年層やその下の層の割合が多く、労働人口は急激に増えていくため、今後も経済成長は続いていくと考えることができます。
ちなみに40~44層が落ち込んでいますが、これはポル・ポト時代の大虐殺や、その後の内戦によるものとされています。
このように国の人口構造を人口ピラミッドで見ることで、現状の状態と今後の経済の先行きをある程度予測できます。
アンナアドバイザーズ株式会社 代表取締役
宅地建物取引士
1984年生まれ、東京都出身。大手ネット広告代理店(株)セプテーニ入社。その後SBIマーケティング(株)経て、2012年よりカンボジアの現地金融機関に勤務。2013年から代表取締役に就任。金融・不動産投資コンサルティング・不動産投資・不動産賃貸管理を事業としております。日本とカンボジアジアの2か国で連携して、サポートさせて頂くことで、 日本にいながら安心してカンボジア不動産をご購入頂くことが出来ます。
著書:東南アジア投資のラストリゾート カンボジア (黄金律新書) 幻冬舎
Re Agentでは、日本ならではの不動産業界の特色を生かし、国際的な関係性の構築が不可欠であると考えております。世界中から人材・企業・資金・情報が集積する国際的な不動産ビジネス環境の整備や、エリアマネジメント活動の充実に向けた取り組み等を推進して参ります。